こんにちは!
大成ERC経理部の須山雄介です。
今回も引き続き、パーソナルトレーナーに関するお話、特にダイエットに関するお話をお届けします。前回のメルマガでは、人類の歴史に触れながら、ダイエットの前提となる、脂肪と筋肉の関係についてお伝えいたしました。人類は飢餓の時代を生き延びるために、食事から摂取した余分なエネルギー(カロリー)を脂肪として蓄える仕組みを持っており、いざという時の備えを遺伝的に行っています。飽食の現代では、飢えに困る事はほとんどなく、遺伝的につきやすい脂肪があだとなり、健康面に不安を抱える方が多く存在します。
~~~食べ過ぎに注意すればいいだけでしょう~~~
それが一筋縄ではいきません。
今回はPFCバランスに触れながら、なぜ余分なエネルギー(カロリー)を摂取してしまうのか、少し考えていきましょう。
PFCバランスを理解し、余計なエネルギー摂取を阻止しよう!!
早速ですが、一つみなさんにクイズを出します。以下の二つの画像をよくご覧ください。これはどちらも、みんな大好きチャーハンの画像です。どちらのチャーハンのカロリーが高いか、わかりますか?

よーーーーーく見ても・・・
おそらくどちらのカロリーが高いかはわからないと思います。
実はそれが正解!!
見た目では当然、どちらの食べ物のカロリーが高いかはわかりません。
「どういうことやねん!!」
そう、何が言いたいのかというと、食べ物のカロリーは、見た目や料理名ではなく「作り手による」ということです。
この画像は、町の中華屋さんが作ったチャーハンと、私が作ったチャーハンです。みなさん、町の中華屋さんがチャーハンを作る過程を見たことがありますか?見たことがない方は一度、youtubeなどでご覧ください。驚くほど、油を使っています。これはチャーハンに限らず、特に卵を使った料理では、溶き卵が浮かぶくらいの油が使われています(チャーハンを作る時に使われている「おたま」になみなみ油が入っています)。この料理(食べ物)に使われている油の量こそが、カロリーの過剰摂取の最大の原因となっているのです。
PFCそれぞれのエネルギー量
ほとんどの方がご存知かと思いますが、PFCとは、P(プロテイン)タンパク質、F(ファット)脂質、C(カーボハイドレート)炭水化物、と呼ばれる、三大栄養素のことです。今回整理しておきたいのは、それぞれの栄養素が持つエネルギー量です。
タンパク質:1g = 4kcal
脂質 :1g = 9kcal
炭水化物 :1g = 4kcal
一見してお分かりの通り、脂質は他の栄養素の2.25倍のエネルギー量(カロリー)です。料理に占める脂質の割合が大きければ大きいほど、カロリーは高くなっていきます。具体的に言うと、大さじ1杯の油をその料理に使うと、油だけで、126kcalになります。先程のチャーハンの例、もしおたま1杯の油が料理に使われたとすると、おおよそ50g、カロリーにして、油だけでなんと450kcalになります!!(参考までに、450kcalは、コンビニの塩おにぎり約2.5個分です)
先ほどの画像で私が作ったチャーハン。実は油を一切使用していません。仮に使用する食材を、ごはん(炭水化物)100g、卵一個、それ以外の具材を野菜のみと仮定した場合、カロリーは以下の通りになります。
私が作ったチャーハン・・・約450kcal
町中華のチャーハン・・・約900kcal
ダイエットに成功しない最大の理由は外食(朝昼晩の3食以外にも、油が大量に使用されているスイーツ類も要注意)です!!
積極的に取るべき油は決まっている
上記のようにお伝えすると、 脂質=悪 と勘違いされやすいのですが、三大栄養素である脂質には、炭水化物と同様に活動のためのエネルギー源となるほか、ホルモンや細胞膜等を構成するという大切な役割があります。しかし現代人が摂取する油の多くは、加工食品に使われる、一般的に「悪」とされるトランス脂肪酸や、必要ではあるが摂り過ぎとなっている飽和脂肪酸です。これに対して、積極的に取るべき脂質とは、特にオメガ3脂肪酸(これを不飽和脂肪酸といいます)が挙げられます。これは、体内では合成できない必須脂肪酸であり、中性脂肪やコレステロール値の改善がかなり期待できる、EPAやDHAを多く含みます。これらは青魚やアマニ油・エゴマ油に多く含まれ、健康には欠かせない食材です。また、体内で合成はできるものの、摂取不足になりがちなオメガ9脂肪酸もこれらの効果があり、良質なオリーブオイルやアボカド、ナッツ類から容易に摂取可能です。
自炊が最強
これからの私のメルマガで何度も登場する可能性のあるこのセリフ 「自炊が最強」 。自分で料理を作る場合、何をどのくらい入れるかは自分のさじ加減です。一見ハイカロリーに見える料理でも、自炊を工夫することでとてもヘルシーな料理になります。最近のファミレスでは、カロリーやPFCバランスの記載があるメニューもありますし、ホームページから確認する事も出来ます。今回は油一つの取り扱いでこれだけカロリーが変わる、という事をお伝えしました。作り手のさじ加減で変化するカロリー。みなさんはメニューやホームページから確認出来るPFCバランスやカロリーを信じられますか(笑)?
このメルマガが、皆様のQOL向上につながれば幸いです。
